映画『ガメラ大怪獣空中決戦』ネタバレありの感想と評価 平成ガメラの原点!!大人のガメラ

どうもてらぱげです!!

私は映画をよく見るのですが、特に怪獣映画を好んでみていました。

今回は平成ガメラの1作目『ガメラ大怪獣空中決戦』

この作品の感想、評価を記載していきたいと思います。

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映画『ガメラ大怪獣空中決戦』のあらすじ

太平洋上。プロトニウム輸送船が環礁に乗り上げ座礁。だが環礁は勝手に船から離れていった。早速環礁を調査した八洲海上保険の草薙直哉と海上保安庁の米盛良成は勾玉状の金属を金属板を発見。さらにその環礁が生物だったことが判明する。一方姫神島では島民17人全員が行方不明になる事件が発生。捜査に向かった長崎県警大迫刑事と鳥類学者長峰真弓は巨大な鳥を発見する。政府は巨大な鳥を捕獲するため福岡ドームに誘いこむ作戦が決定した。それと同時に謎の環礁も呼応するかのように福岡ドームに向かおうとしていた・・・。

本作は人気の高い平成ガメラ3部作の1作目になる作品です。

1作目ということもあってかまさに王道の怪獣映画をいったところです。

映画『ガメラ大怪獣空中決戦』概要

この映画の監督は金子修介さん!!

自身も怪獣映画の大ファンと有名な方です。

作品は『1999年の夏休み』、『ラストキャバレー』、『どっちにするの』などなど

有名な作品で言えば『デスノート2部作』、『学校の怪談3』、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃』あたりは知ってる人も多いはず。

特技監督は樋口真嗣さん!!

アニメーション作品『ふしぎの海のナディア』、『新世紀エヴァンゲリオン』の演出コンテ、『ウルトラマンパワード』の怪獣デザインなど幅広い活躍をみせる人です。

他の映画作品であると『日本沈没』、『ローレライ』、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 2部作』などです。

脚本家は伊藤和典さん!!

アニメの脚本家としては有名で『機動警察パトレイバー』シリーズの構成、『うる星やつら』、『めぞん一刻』など様々手掛けています。

映画『ガメラ大怪獣空中決戦』の登場人物、キャスト

※括弧外は役名、括弧内は役者名です。

米森良成(伊原剛志)

海上保安庁巡視船航海士。本作でいう主人公的な人。謎の座礁物にかかわって結果的にガメラ復活のきっかけを作ることになる。

役者は伊原剛志さん。出演作品は『十三人の刺客』、『硫黄島からの手紙』、『相棒劇場版Ⅲ』など知ってる人も多いはず。

長峰真弓(中山忍)

動物園に勤務する鳥類学者。本作のヒロイン的なかわいい人。姫神島で巨大な鳥(ギャオス)を発見。刑事の大迫さんと調査を続けます。ヒロインながらも間違っていると思った時は立場が上の人でもはっきりと発言できるかっこいい部分もあります。この人は平成3部作通して登場するので要チェックです。

草薙浅黄(藤谷文子)

八洲海上保険の草薙直哉の娘。米森からもらった勾玉状の金属によりガメラと心を通わすことになった学生。
このこも平成シリーズ通して出演する重要な役を担っています。

そしてなんとこの方あの『沈黙シリーズ』でも有名なスティーブン・セガールさんの娘さんでもあります。
私も最初全く気が付かなったのですが聞いた時は驚きましたw

大迫 力(蛍雪次郎)

長崎県警の刑事。姫神島の巨大鳥の事件で長峰真弓と同行することになる。長峰とはいいコンビ役というイメージ。ここで終わる役かと思いきやなんと3部作全シリーズに出演します。

役者は蛍雪次郎さん。これ以降金子監督の映画に出演したりしています。有名な役だと『牙狼』の執事ゴンザ役ではないでしょうか。



映画『ガメラ大怪獣空中決戦』の怪獣紹介

ガメラ

御存知我らが守護神ガメラ。昭和の時の必殺技は火炎放射のようなものでしたが、平成では「プラズマ火球」というものに変わりました。火炎放射のような持続性はありませんが当たるとダメージが大きい一撃必殺系といったイメージ。昭和の時よりは一回り大きくなったようです。

ギャオス

昭和作品でも戦った肉食怪獣。肉食なので人も食らう。今作品のホラー要素担当。成長速度が半端なく早い。鳥のような怪獣なので飛行スピードは速いですが耐久性はあまりないイメージ。こちらも昭和の時より一回り大きくなったようです。超音波のようなレーザーを放ちます。

映画『ガメラ大怪獣空中決戦』の感想、評価

王道怪獣映画でありながら大人も見れる作品

私が最初に思ったイメージはこうでした。

昔のガメラ映画は程度の差はありますが人間を守るイメージが強く、どちらかといると子供が見るように作られていた感覚がありました。

しかし今回はガメラの人々を守るイメージは変わりませんが、それに対する日本の政府の対応、国民の反応などが以前よりもリアリティがあるように感じられました。

なので大人になってもあまり抵抗なくみられるのかなと思います。

ギャオスの恐怖感

最初この映画をみた時は小さかった頃なのですが、敵怪獣のギャオスに非常に恐怖感を覚えた記憶があります。

ギャオスは肉食で人間も捕食する鳥形の怪獣です。

この映画自体直接的なグロ描写はありません。そのは安心してみることができます。

しかし食べられそうになる前の人間の恐怖感のある描写、まるで日常のように街中で食しているギャオスの姿が非常にリアリティがあり、何とも言えない感情になりました。

ギャオスは昔の姿よりもシャープになり、怖くなっていることも理由にあるかもしれません。

ガメラの諦めない気持ちに感動

どんなに大人っぽい作品になっても人々を守ろうとするガメラ。

今回は日本政府にやっかまれたり、ギャオスに攻撃されたりとボコボコにされますw

私の考察ですがガメラってゴジラとくらべると流血、破損、瀕死状態になるなど散々な目にあうイメージが強いんですよね。

ですがそれでもあきらめず、悪を許さず戦うガメラに感動するんだと思います。

映画『ガメラ大怪獣空中決戦』の評価、感想

作品として面白かったです!!

かなり前の作品なのでところどころ演出の荒さはありますがガメラとギャオスの地上戦、空中戦はみていてハラハラさせられました。

まるで現代に存在していそうな怪獣の恐怖感、政府間の動きもリアリティがあって面白かったです。

またラストバトルはまるで西部劇のガンマン早打ち対決のようにかっこいいので必見です!!

 

 

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