映画『ガメラ2 レギオン襲来』のネタバレありの感想と評価 個人的には平成ガメラシリーズ最強の敵レギオン登場

どうもてらぱげです!!

私は映画をよく見るのですが、特に怪獣映画を好んでみていました。

今回は平成ガメラの1作目『ガメラ大怪獣空中決戦』の続編

個人的には平成ガメラシリーズ最強の敵が登場する

『ガメラ2 レギオン襲来』

この作品の感想、評価を記載していきたいと思います

(C)KADOKAWA 日本テレビ 博報堂DYメディアパートナーズ 富士通 日販/1996



映画『ガメラ2 レギオン襲来』のあらすじ

ギャオスの戦いから数年後。隕石が北海道に落下した。自衛隊の渡良瀬と花谷が出動するが、隕石本体は見つからない。その数日後、札幌市内で謎の虫のような群れが民間人を襲撃、さらに巨大な怪植物が出現。それに反応するようにガメラが飛来。怪植物を破壊するも虫の群れがガメラを襲撃。ガメラは逃げるように飛び去るがそれを追うように巨大な虫のようなものが飛び去るのだった。
本作は『ガメラ大怪獣空中決戦』の正統な続編です。
また今作のガメラは前作よりも少しパワーアップしているので必見です。
前回のキャラクター大迫 力、長峰真弓も少しですが出番があります。是非探してみてください。

映画『ガメラ2 レギオン襲来』の概要

スタッフ自体は『ガメラ大怪獣空中決戦』と同じになります。

映画の監督は金子修介さん!!

自身も怪獣映画の大ファンと有名な方です。

作品は『1999年の夏休み』、『ラストキャバレー』、『どっちにするの』などなど

有名な作品で言えば『デスノート2部作』、『学校の怪談3』、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃』あたりは知ってる人も多いはず。

特技監督は樋口真嗣さん!!

アニメーション作品『ふしぎの海のナディア』、『新世紀エヴァンゲリオン』の演出コンテ、『ウルトラマンパワード』の怪獣デザインなど幅広い活躍をみせる人です。

他の映画作品であると『日本沈没』、『ローレライ』、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 2部作』などです。

脚本家は伊藤和典さん!!

アニメの脚本家としては有名で『機動警察パトレイバー』シリーズの構成、『うる星やつら』、『めぞん一刻』など様々手掛けています。

映画『ガメラ2 レギオン襲来』の登場人物、キャスト

※括弧外は役名、括弧内は役者名です。

渡良瀬佑介(永島敏行)

陸上自衛隊二等陸佐。隕石の落下による調査のため派遣され、そこで出会った穂波碧と協力して調査をしていくことになります。仕事柄なのかもしれませんが所々女性の穂波を気遣ったり、守ったりする描写がありとても紳士的なイメージがあります。

役者は永島敏行さん。『ゴジラVSビオランテ』、『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』、『ゴジラVSメカゴジラ』など意外と怪獣映画に出演されている人です。他にも多数のドラマ、映画に出演されています。

穂波碧(水野美紀)

札幌市青少科学館の職員。隕石落下の調査中に渡良瀬と出会い、協力していくことになる。本作のヒロイン的人。レギオンの生態、またガメラの存在意義など解説してくれるすごい人。高いところから降りる時、渡良瀬が手を差し出すのですが、それに頼らず自分で降りるところを見てかなり自立心のある人物だと感じました。

役者は水野美紀さん。『踊る大走査線』の柏木雪乃は有名かと思います。他にも『ビューティフルライフ』、『恋人はスナイパー』、『スカーレット』などさまざまあります。

花谷(石橋保)

陸上自衛隊一等陸尉。渡良瀬とともに行動することが多い。実はレギオンの名付け親という重要な役。本編では虫のようなバケモノを見て、それをマルコによる福音書5章9節に書かれているレギオンのようだと発言します。というか劇中で神話に詳しい描写が所々あり、こいつ昔中二病だったんじゃないかと思ってしまいましたw。なんか自衛隊というお堅い職業なのに神話オタクというギャップが面白かったです。

帯津(吹越満)

オペレーションセンターのエンジニア。レギオンの生態の理論的背景の解説役。穂波碧に気があるようで劇中でもそのような素振りを見せます。



映画『ガメラ2 レギオン襲来』の怪獣紹介

ガメラ

ご存知我らが守護神ガメラ。必殺技は火の玉を放つ「プラズマ火球」。前作は丸みを帯びたどちらかというと可愛いフォルムをしていましたが、今作は少し丸みが消え、鋭くなったイメージ。飛行中の形態も少し変化があったりなど進化している様子。

マザーレギオン

劇中で出てくる巨大な方の甲殻類のような怪獣。私的に平成ガメラシリーズでは最強クラス。劇中では巣のような怪植物の出現、子供のソルジャーレギオンを大量に出すなどやりたいほうだい。攻撃力、防御力ともにかなり高いです。

ソルジャーレギオン

マザーレギオンから生まれる子供のレギオン。大きさは成人の人間くらい。1体ならまだいいですが大量にいるためガメラ、人間側にとっても厄介な存在。今回のホラー要素担当。

映画『ガメラ2 レギオン襲来』の感想、評価

怪獣と人間ドラマがマッチした完成度の高い映画

私が最初見た時はこんな感想を抱きました。

今作も王道な怪獣映画には変わりないのですが、人間側の怪獣の分析、怪獣と協力すべきかなど葛藤がテンポよく描かれていて非常に見やすく、面白かったです。

また前回と同じく、リアリティのある、大人の見れるガメラ映画になっていると思います。

レギオンの圧倒的強者感が凄まじい!!

今回の作品の敵レギオンは私的にシリーズ最強と言いましたが、とにかく強すぎる。

具体的にあげていくと

1:全長がガメラの約2倍、体重は約5倍と体格が違いすぎる
2:必殺技がガメラの甲羅を突き抜けるほど強力、たぶん直撃すると瀕死。それでいて結構打てる
3:ガメラの必殺技プラズマ火球を吸収する。当たっても大してダメージにならない
4:巨大な親のレギオンと群れをなす子供のソルジャーレギオンがいる。同時に攻められるとやばい。
などなどこれってガメラだけじゃ勝てねぇんじゃね?感がすごいのです。
こんな明らかに格上の相手にどうやって立ち向かっていくのかがこの映画の醍醐味になります。

ソルジャーレギオンの恐怖感

前作はギャオスの恐怖感をとりあげていましたが、今回はソルジャーレギオンがその役目になると思いました。

ソルジャーレギオンはギャオスほど巨大ではなく成人の人間くらいの大きさになります。しかしそれでも耐久性は高く、鋭い爪を持ち、狂暴なため人間たちを襲ってきます。

前作と同じくショッキングな映像はないのですが、民間人の逃げ惑う姿、グロくなくとも襲われるシーンは身近に迫ってくるような恐怖感を感じましたね。

自衛隊員の掛け合いが熱い

今作は怪獣に立ち向かっていく自衛隊員たちの模様も細かく描写されていました。

怪獣の分析、解析などもそうですが私が注目したのか隊員たちの掛け合いでした。

時間で見れば非常に短いのですが、先輩隊員が後輩に戦いについて論したり、励ましたりする場面があるのです。

普段怪獣映画だとどうしてもやられ役が多いのですが、こういう場面があると自衛隊員側の思いも感じることができ胸が熱くなりました。

映画『ガメラ2 レギオン襲来』の感想、評価

映画としては非常に面白かったです!!

圧倒的格上のレギオンに諦めず挑むガメラに感動し、その中でも自分たちの役目を果たそうとする穂波碧ら研究者と渡良瀬ら自衛隊員達がかっこいい作品です。

前作よりもCG、グラフィックもパワーアップしているので、前作の少し荒い感じは見られないかなと思います。

また本作は日本SF大賞、星雲賞も受賞しておりSF作品としても評価が高いようです。

皆さんもガメラと人間たちの絶対にあきらめない熱いドラマ、機会があれば見ていただければと思います。

 

 

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