どうもてらぱげです!!
私は映画をよく見るのですが、特に怪獣映画を好んでみています。
今回は配給会社が松竹とかなり珍しい怪獣映画
『宇宙大怪獣ギララ』
この作品の感想、評価を記載していきたいと思います。
皆さんの視聴する時の参考にしていただければ幸いです。
wikipediaより
Contents
映画『宇宙大怪獣ギララ』のあらすじ
映画『宇宙大怪獣ギララ』の登場人物・キャスト
※括弧外は役名、括弧内は役者名です。
映画『宇宙大怪獣ギララ』の感想と評価
ストーリーの中弛みがひどい
とにかくストーリーの中弛みがひどく感じました。おそらく他の配給会社で制作されている怪獣映画の差別化をはかるため独自性を出したのがそうさせたのかもしれない。
物語の中盤まではその世界での宇宙での環境、世界観、人間模様が描写されることが多いです。世界観は話を進める上で必要だと思うのですが、人間模様が個人的に微妙でした。
宇宙船のリーダー佐野は頼りになる人物として描かれています。
しかしイマイチ不器用な性格からか船内のスタッフとギクシャクしているように見えてしまい、個人的に共感、尊敬できる人物には見えませんでした。
恋愛模様も佐野、道子、リーザの三角関係状態になるのですが作品としては怪獣映画ということもあり、そこに時間も割けられなかったのか描写がはっきりしない印象。
初見で道子がリーザを無視したのにその後ケロッと会話しているシーンがあります。その内容から嫉妬しているのは分からなくはないです。しかし見る人によっては道子が嫌な女に見える可能性もあると感じました。
謎の飛行物体の説明がない・・・
劇中で宇宙船アストロボート「AABガンマ一号」に攻撃してきた謎の飛行物体の正体は映画を最後まで視聴しても分からず終いでした。
作品として細かいツッコミどころは多々でると思うのですが、この作品で出てくる飛行物体は登場シーンも多く、視聴者としては『何者なのか!?』と非常に気になる部分であると思います。
そこが分からないで終わってしまうのは非常に残念に感じました。
宇宙怪獣ギララによる襲撃が微妙
怪獣が街、都市を襲撃するシーンは怪獣映画の醍醐味でもあります。その部分に関してはひどいというわけではないのですがこれといって特徴もなかったかな?と思います。
ただギララは街を破壊、人間の兵器が応戦し壊されると繰り返しているため個人的にはもう少し変化あってほしかったなと思いました。
映画『宇宙大怪獣ギララ』の感想と評価
映画としては微妙でした。
ストーリーとして大きな伏線が回収できていないのもありますし、人間模様も描写がはっきりせず、分かりにくい印象を受けました。個人的には見ていてこの会話シーン必要か?と思うこともありそのも中弛みが起きている原因かもしれません。
ただ宇宙怪獣ギララに対する科学的考察・細かい人間描写など東宝、大映とはまた違った印象の作品になっているので新鮮な気持ちで怪獣映画をみることができます。気になる人は視聴してみてください。
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