どうもてらぱげです!!
私は少しでも気になるイベント、場所があれば行ってみるようにしています。
その中でもスーパー歌舞伎は本当に魅力的、刺激的でした。
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スーパー歌舞伎に行ってみよう!!
コロナ禍が起きる前、私は関東あたりをぶらつくことが多かったです。
もともと一度も触れたことのないものを見てみよう!!と思っていた私は手始めに歌舞伎を見てみようと思いました。
しかしいきなり歌舞伎を見ても、難しい言葉を使っているし意味が分からなさそう・・・・。
そこでその時期にやっていたスーパー歌舞伎『ワンピース』を見てみることにしました。
これならば漫画も読んだことがあるし飽きることはないだろうと思ったからです。
スーパー歌舞伎『ワンピース』のあらすじ
漫画を読んでいる人に分かるように説明すると大体シャボンディ諸島編からマリンフォード編までになります。
まあ海軍、エース、白ひげ海賊団、麦わらの一味などさまざまな主力メンバーもでますし、新世界編前のかなり盛り上がる、熱いシーンなので納得できます。
『ワンピース』を読んだことがない人もはじめに麦わらの一味の自己紹介、大まかなあらすじを説明するので入りやすいと思います。
ここがすごい!!スーパー歌舞伎『ワンピース』のポイント
ここからは私が一通り見た中で特にオススメ、気になった部分を説明していきたいと思います。
ボンクレーとイナズマの本水の立ち廻り
物語の中盤で坂東巳之助さん(ボンクレー役)と中村隼人さん(イナズマ役)の二人が並み居る敵と戦う場面があるのですが、その迫力が凄まじかったです!!
本水とは歌舞伎で川、池、滝などの表現をする時に本物の水を使うことをいいます。
舞台一杯に設置された階段状のセットに真上から大量の水が滝のように流れている中、坂東巳之助さん(ボンクレー役)と中村隼人さん(イナズマ役)が敵と大立ち回りをする姿は圧巻です。
ニューカマーランドとルフィの宙乗り
ニューカマーランドは漫画を読んでいる方はわかると思うのですがインパクトの強いオカマキャラが多く、テレビで見ていた歌舞伎と比べていい意味でギャップがすごく、爆笑してしまいました。
ある意味堅苦しい感じはないのでとても分かりやすいと思います。
その後ルフィ、ジンベエの旅立ちの場面になるのですが、ここで旅立つ演出として尾上右近さん(ルフィ役)が宙乗りをすることになります。
宙乗りとはワイヤーでつるされた役者が上がっていく演出で、私が見た時は1階の方から3階に移動していました。
この演出の時に1階から3階にかけてたくさんの役者さんが現れて、観客と一緒に踊りながら今回の歌舞伎の主題歌を歌う場面があるのですが一体感がすごすぎました!!
あまりの一体感に私もテンションが上がり隣の友達、知らない人とも一緒に歌ってしまいましたw
歌舞伎でここまで観客と一つになれるものなのかと驚いてしまいました。
マリンフォード広場での白ひげ、エース
最後は漫画でも熱かったマリンフォード編のバトル。
市川右團次(白ひげ)と平岳大(ポートガス・D・エース)の個々のバトルが熱かったです。
全体のセットも回転したり、上に上がったりなど壮大なのですが複数人でおこなわれるマスゲームのような動きもとてもきれいでした。
とくに市川右團次(白ひげ)はすごいはまり役でした。白ひげ自体もこの作品のなかではすごく歌舞伎らしいキャラだったのでカッコよかったです。
スーパー歌舞伎『ワンピース』の感想
最初は「死ぬ前に一度歌舞伎は生でみてみたい!!」と興味本位の方が強く、内容に関しては半信半疑だった自分がいました。
しかしいざ見てみると時間はあっという間にすぎ、楽しくみることができました。
確かに原作のキャラと完全に似せて作ったわけではありませんが、私の場合は見ていく内にあまり気にならなくなりました。
なにより見得のカッコよさ、本水・宙乗りの演出など歌舞伎の演出をみれたこともとても新鮮で面白かったです。
スーパー歌舞伎はどちらかというと普通の歌舞伎よりも難しい言葉は使わず、分かりやすい話、スケールが大きいことが多いので初心者の人は入りやすいと思います。
みなさんも興味があればスーパー歌舞伎、見てみてはどうでしょうか?
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