映画『浅草キッド』ネタバレ感想　ビートたけしと深見千三郎の師弟愛に感動した！！

出典：浅草キッド：Netflix公式サイト

どうもてらぱげです！！

私は映画動画サイトをよく見ています。

そこで以前に頻繁にCMをやられていたので気になっていました。

Netflix映画『浅草キッド』になります。

映画は大泉洋と柳楽優弥のW主演になっています。今回はこの作品の感想を記載してきたいと思います。

映画『浅草キッド』あらすじ

映画『浅草キッド』の概要

映画『浅草キッド』の監督はなんと劇団ひとりさん！！

劇団ひとりさんはお笑いだけでなく小説家、映画監督、脚本などマルチに活動されています。

というかクレヨンしんちゃん映画の脚本までやられているとは驚きましたｗ

今回の映画はご本人曰く自分の手で作りたかった作品とのことでかなりの情熱が感じられます！！

原作は小説『浅草キッド』。以前はドラマ化もされていたようです。

映画『浅草キッド』の登場人物・キャスト

※括弧外は役名、括弧内は役者名です。

・深見千三郎(大泉洋)
ビートたけしの師匠。ストリップ劇場『フランス座』を経営する芸人。
たけしから弟子入りを志願されタップダンスを教えるところから物語は始まります。

べらんべぇ系の江戸っ子タイプ。不器用、シャイなところもありますがなんだかんだで弟子の面倒をみる憎めないキャラという印象でした。

演じるのは大泉洋さん。俳優、タレント、声優、コメディアンとマルチな才能をもつ有名な方です。
主演映画と言えば『探偵はBARにいる』シリーズ、『青天の霹靂』などさまざまあります。

・ビートたけし(柳楽優弥)
みんなが知ってるご存知ビートたけし。ストリップ劇場『フランス座』でエレベーターボーイとして勤務。
深見千三郎の笑い、演技に魅せられ弟子入りを志願します。

ビートたけしの若い時代ということもあり、シャイな部分もありますが自分のやりたいことを必死にさがしている青年というイメージを持ちました。

演じるのは柳楽優弥さん。出世作と言えばカンヌ国際映画祭で出品された映画『だれも知らない』で当時１４歳で男優賞を受賞したのは有名ですね。当時天才子役と話題になりました。現在も演技も素晴らしい俳優さんだなと思います。

映画『浅草キッド』の感想、評価

王道の人情系映画

まず見終わった後にこういう感想を持ちました。正統派にビートたけしと深見千三郎の人生を追っていく物語という感じ。

これだけ聞くと味気ない感覚をもつ人もいるかもしれませんが物語の構成もしっかりしていて面白かったです。

私はこの映画の２人は上記のように感じました。物語が進むごとに二人のこの姿が切なくも色濃くでてくると思います。

ビートたけしと深見千三郎はどちらも不器用で素直ではないのですが、要所要所で確かな師弟愛が感じられ感動させられました。

それぞれの役者の演技が光る！！

びっくりしたのは柳楽優弥さん演じるビートたけし。

動き、仕草、笑い方がホントに自然すぎてビートたけしそっくりでした。実際見たことはないですが青年期のビートたけしはこんな感じなんだろうなと思わせるくらいにはすごかったです。

またひっそり出演していたのはビートきよし役の土屋伸之さん

土屋伸之さんと言えばナイツのお笑い芸人。最初はお笑い芸人だからしっかりした演技はできるのかと不安に思っていたのですが杞憂でした。全然演技に違和感なかったです。

そして裏方で活躍した松村邦和さん

柳楽優弥さんにビートたけし役の演技指導もしたらしいのですが、驚いたのは映画での現代のビートたけし役の声をやっていたこと。最初私は映画で本物も出演するんだーと思っていましたが、最後のキャストをみてまじで驚きました。ものまね芸人ってすごいですねｗ

映画としての評価

率直に言って素晴らしい作品でした！！

話の構成も分かりやすかったですし、２人の不器用だけど確かな信頼も見えてラストは感動して涙が止まりませんでした。

CGに関しても当時のストリップ劇場『フランス座』周辺の街並みを再現しているシーンもありクオリティは高かったです。

敢えて不満点を挙げるというのなら特に真新しい、斬新なことはしていないことでしょうか。
良くも悪くも王道的な作品なのでしょうがないと言えばしょうがないのですが。

ただ作品としての完成度は高く、笑って、泣いて、楽しめるものとなっています！！