映画『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』ネタバレありの感想・評価 ゴジラ作品の中では斬新な設定の映画

どうもてらぱげです!!

私は映画をよく見るのですが、特に怪獣映画を好んでみていました。

今回はゴジラシリーズの中では設定が斬新と思う作品

『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』

この作品の感想、評価を記載していきたいと思います

皆さんの視聴する時の参考にしていただければ幸いです。



映画『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』のあらすじ

ゴジラが日本防衛軍に撃退されてから50年後、グアム島沖で防衛軍は青白く光りながら移動する謎の生物を目撃する。一方でそれに呼応するようにバラゴン、モスラ、ギドラが各々の場所で目覚めようとしていた。今まさにゴジラとバラゴン、モスラ、ギドラとの死闘が始まろうとしていた・・・・・。
ゴジラシリーズとしては25作目の作品です。このころは映画『とっとこハム太郎』と同時上映していた時代なので作品同士のギャップが凄かったですね。

映画『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』の概要

この作品の監督は金子修介さん。

有名な作品と言えば平成ガメラ3部作ではないでしょうか。個人的にはどの作品も面白かったです。平成ガメラも設定が細かく練られていたので今作も同じように斬新な設定になっています。

映画『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』の登場人物、キャスト

※括弧外は役名、括弧内は役者名です。

立花由里(新山千春)

今作の主人公的存在。BS・デジタルQのスタッフ兼リポーター。上司にも臆せず言いたいことははっきりという男勝りな性格。自身が体験した怪事件が気になり独自に調査。「護国聖獣伝記」に記されている3体の怪獣に気づき、謎を究明するべく動くことになる。

武田光秋(小林正寛)

立花由香の友達。サイエンスライターをしている。由里のために「護国聖獣伝記」の情報を提供したり、酔いつぶれた時はなんだかんだで自宅まで送ってくれるいい人。由香の怪獣調査に同行することになり戦いに巻き込まれていくことになります。

立花泰三(宇崎竜童)

立花由香の父親。防衛軍の軍人。妻はすでに亡くなっている様子。外見は厳つそうに見えますが実直で意外とフランクい話せる人物。娘の由香とも悪態をつきながら会話するなど仲は良好。グアム島沖で目撃されたゴジラを確認。軍人としてゴジラと戦うことになっていきます。

伊佐山 嘉利(天本英世)

由里がリポートの時に突然現れた謎の老人。『護国聖獣伝記』の作者でもある。護国聖獣を目覚めさせるように由里達を導く。本来に警察署に収容されているはずなのだが違う場所に現れることがある。



映画『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』の怪獣紹介

ゴジラ

怪獣王ゴジラ。太平洋戦争で戦死した怨念の集合体というかなりファンタジーな設定。今回のゴジラはシリーズの中でもかなりの悪役で獰猛な感じ。フォルムも目が白目、顔つきも鋭いためかなり怖く見えました。

ギドラ

護国聖獣の中でもかなり強い部類に見えます。キングギドラの色合いはしていますが、どちらかというと『モスラ』シリーズ初期の敵怪獣デスギドラ(進化前)のような姿に見えました。

モスラ

護国聖獣の内の1体。造形は幼虫は平成モスラと同じ感じ、成虫は平成の頃と似ていましたが少し足が昆虫のように細長くなっているように見えました。

バラゴン

『怪獣総進撃』、『フランケンシュタイン』でも登場していた怪獣。今回は護国聖獣の1体として登場。かなり小柄なのですが結構かわいいです。ただ映画のタイトルに名前が入っていないのでなんか可哀そうでした。

映画『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』の感想、評価

とにかくゴジラが怖い

今作のゴジラはシリーズ屈指の悪役と言ってもいいんではないかなと思います。

普段のゴジラなら街中を歩いている感覚で本人は気にも留めていないのですが巨大なので被害が起きてしまうことが多い印象でした。しかし今作は明らかに狙って民間人を襲っているようなシーンもあり恐怖感を抱きました。

また怪獣同士の戦いに民間人、軍人が巻き込まれていく描写も他のゴジラ作品と比べて細かく描かれているので戦いの悲惨さを感じました。これに関しては金子修介監督の他の作品『ガメラ3邪神<イリス>覚醒』と似たような感覚に陥りました。

また初代映画『ゴジラ』の丘からゴジラが飛び出すシーンのオマージュがあったりとリスペクトもありました。

まさかのキングギドラが味方側に

日本を守る護国聖獣としてモスラ、バラゴンはまあ何となくわかるのですがまさかキングギドラが味方になるとは驚きました。

キングギドラはさまざまなシリーズとしてゴジラのライバル兼悪役として君臨していたキャラです。それがまさか立場が逆転することになるとは思いませんでした。

この設定も斬新で面白かったです。

サイコ・ミステリアス系な作品

3体の護国聖獣、ゴジラが太平洋戦争で戦死した怨念の集合体など珍しくサイコ系のストーリーになっていました。またヤマタノオロチの伝説や大和朝廷など話もからみミステリー要素のよう面白かったです。

ここでも『ガメラ3邪神<イリス>覚醒』のような自然エネルギー「マナ」、青龍・朱雀・白虎・玄武などの四神などに近いものを感じました。

今までのゴジラとは違う感覚で見れて楽しかったです。

映画『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』の感想、評価

映画としては非常に面白かったです!!

小さい頃からゴジラシリーズは見てきましたがここまで外道なゴジラも見たことがなかったですし、今まで悪役だったキングギドラが味方に、サイコ・ミステリー系の作品と斬新なものが盛りだくさんでした。

またちょこちょこでる俳優さんがガメラ、ゴジラシリーズで出演されていた人がいるなどくまなく見てみるのもいいかもしれません。

新たなゴジラ映画を見てみたいという人にはオススメな作品です。

 


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