どうもてらぱげです!!
私は映画をよく見るのですが、特に怪獣映画を好んでみていました。
今回はゴジラシリーズの1作目、戦争・平和・兵器といろいろなテーマが含まれた作品でもある
『ゴジラ(1954年)』
この作品の感想、評価を記載していきたいと思います
皆さんの視聴する時の参考にしていただければ幸いです。
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Contents
映画『ゴジラ(1954年)』のあらすじ
映画『ゴジラ(1954年)』の概要
監督は本多猪四郎さん。
ゴジラ作品と言えはこの人と言った感じです。他にもモスラ、ラドンなど今でも活躍している作品を制作されています。私も子供の頃いろいろな怪獣映画を見て楽しんでいましたね。
映画『ゴジラ(1954年)』の登場人物・キャスト
※括弧外は役名、括弧内は声優名です。
今回の主人公的存在。サルベージ会社の若き所長。今回の船の沈没事故により大戸島の調査に乗り出すことになり、巨大生物ゴジラの存在を知ることになる。若き青年でハツラツとしたイメージがあります。ヒロインの山根美恵子とはいい感じな様子。
出演は宝田明さん。私は当時VSシリーズをよく見ていました。眼鏡姿の頃の宝田さんしか分からなかったので整った顔立ちの人だなとは思っていたのですが若い時めっちゃイケメンだったのだなと改めて思いました。
今作のヒロイン的存在。山根恭平博士の娘さん。尾形秀人とはいい感じ、おそらく恋人関係なのかな?という印象。学者さんの娘だからか知的で背も高く美人なイメージ。博士と同行する形で大戸島の調査に向かうことになります。
今作では裏の主人公的存在。山根博士の弟子で山根美恵子とも面識がある。戦時中の事故により片目を負傷し常に眼帯をつけている。つねに自宅の研究室にこもっているが何を研究しているのかは本人は教えてくれない様子。
映画『ゴジラ(1954年)』の感想・評価
芹沢大助というキャラクター
とにかく芹沢大助というキャラクターがとても印象深かったです。
芹沢はある兵器を作ってしまったことでこれが世界に漏れてしまうと大量に投入され、争いに使われてしまうのではないかと危惧しています。
それを作ってしまったという後悔とただ人々のために役立ちたかったという苦悩が劇中で見えてとても人間味を感じました。
ただのマッドサイエンティストではなく身近な人には結構気さくだったり、被害に遭った人を見て苦悩するなどとても魅力的なキャラクーだと思います。
山根恭平博士という存在
山根恭平博士はどちらかというと怪獣映画でよくある「これは歴史的にも重要な生物なんだから生け捕りにするかか攻撃しちゃダメだよ!!」と撃退を反対する立場のイメージに感じました。
まあ設定として生物学者みたいなので気になるのもしょうがないと思いますが一般人から見ると早くゴジラは撃退するべきだろ!!と思ってしまいますよね。
この役も演じている志村喬さんも有名な方です。私としては「七人の侍」の島田勘兵衛が印象的。年老いたベテラン侍なのですが常に沈着、冷静で武術もできメチャクチャかっこよかったです。
ゴジラの存在と演出
序盤はゴジラの存在を痕跡、被害だけみせて表現していく感じでした。
こういう焦らして焦らして最後に大きくみせる演出は最後のカタルシスがたまらないので私は好きです。
こうしてみると演出、シーンともハリウッド版ゴジラは結構オマージュ的な部分もあったのだなと改めて実感しました。
またゴジラが水爆実験によって目覚めさせてしまったこと、放射能を多く帯びていることなどから人間が作り出してしまったある意味生物兵器のようなイメージを感じました。
それによりまた被害がでてそれを排除するためにまた新たな兵器、争いが起きるその連鎖の繰り返し。
この作品にはそんなテーマが込められているようで非常に考えさせられました。
映画『ゴジラ(1954年)』の感想・評価
映画としては面白かったです!!
1954年ということで白黒映画になりますがそんなことはあまり気にせず見ることをオススメします。
ガチンコの怪獣バトルが好きな私ですがこういった社会的な風刺をもった怪獣映画はあまり見なかったので新鮮な印象を受けました。子供のころに見るとあまり感じなかったことでも改めて大人になってみると感じかたが変わるので感慨深いですね。
改めて昔の作品も時間を見つけてみてみようを思いました。
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