どうもてらぱげです!!
私は好んで怪獣映画を見ることがあります。
今回はモスラ、小美人が初登場した作品
『モスラ(1961年版)』
この作品の感想、評価をしていきたいと思います。
皆さんの視聴する時の参考にしていただければ幸いです。
(C)1961 東宝
Contents
映画『モスラ(1961年)』のあらすじ
映画『モスラ(1961年)』の概要
この作品の監督は本多猪四郎さん
作品は『ゴジラ(1954年)』、『空の大怪獣ラドン』、『宇宙大怪獣ドゴラ』など今は有名な怪獣達が登場する映画を作り出した方です。特撮映画の監督としてはかかせない存在です。
映画『モスラ(1961年)』の登場人物・キャスト
※括弧外は役名、括弧内は俳優名です。
・福田善一郎(フランキー堺)
今作の主要人物の一人。日東新聞記者。見た目は小太りでひょうきんな性格。無許可で調査隊の船に乗り込むなど注目されそうなネタならば手段をえらばず行動することからマスゴミっぽいところがあるのかな?と思いましたが小美人のことを気遣って取材を控えたりなど常識、人情があるキャラクター。屈強な男たちを一人でなぎ倒したり、取材のために支持されなくても事前に準備していたりなどなんだかんだできる男。
・花村ミチ(香川京子)
今作のヒロインというよりは福田善一郎の相棒的存在。カメラマン。福田ほどの行動力はないが記者魂は本物。いつも勝手に突っ走ってしまう福田を諫める常識人。今作は福田がインファント島の事件に絡んだことで巻き込まれていきます。カメラを撮り忘れたりするなど意外と天然なところも魅力的でした。
・中条信一(小泉博)
今作のもう一人の主要人物。言語学者。インファント島の調査隊に参加することでモスラ、小美人に出会い事件に巻き込まれていくことになる。福田、花村のことは当初記者ということもあり煙たがっている節があったが事件で協力していくことで次第に信頼するようになっていく。
この俳優の小泉博さんは同じ時系列にある作品『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』でも中条信一役として出演されています。それを考えると非常に歴史を感じますよね。
映画『モスラ(1961年)』の登場怪獣
・モスラ
言わずと知れた人気の虫型怪獣。今作は初代ということもあり平成シリーズのような腹からビームを出すことはありません。他作品のモスラを見ている自分としては主役怪獣ということもあってか人間側の兵器をなぎ倒していく姿に「なんか普段より強そうだな」と感じました。また直接人間を襲うことが少ないモスラですが今作はその描写があるのは珍しい所。他にあるとすると「ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃」くらいではないでしょうか。
映画『モスラ(1961年)』の感想・評価
キング・コングっぽいストーリー
最初私は鑑賞した時はキング・コングっぽい話だなと思いました。
キング・コングは基本なにもしなければ危害を加えませんが、人間が介入してしまったことにより被害が起きてしまうという一見人間側の自業自得ともとれるストーリーだと思っています。
モスラにしても人間側が「小美人」を連れ去ってしまうことにより、「モスラ」の怒りに触れてしまうという似た構成になっているなと感じました。
まあどちらの怪獣も危害を加えなければ基本温厚でむしろ人間に優しい部分もあり似ているのかもしれません。
主要人物以外の俳優達
手のひらサイズの妖精小美人を演じたのは双子の女性歌手「ザ・ピーナッツ」さん。民族服や和服などいろいろな衣装を着ていてとても可愛らしかったです。このはっきりとした歌声は今や有名な歌「モスラの歌」にベストマッチしているなと思います。
そしてさりげなく「ゴジラ」の山根恭平役をやられた志村喬さんも出演されていました。
小美人を連れ去ってしまうネルソン役のジェリー・伊藤さんもインパクトがありました。なんか悪人顔が似合うというかニヤリとあくどい顔をした時はホントにいい意味でムカつくんですよね。まさに悪役としてふさわしかったなと思います。
スーパー兵器「原子熱線砲」
人間側が送り出した対モスラ兵器として登場しました。重車両の上にパラボラアンテナのようなものが取り付いておりそこから熱線のようなものを出す仕様みたいです。
ゴジラなど他の作品でいうメーサー光線車のようなものでしょうか。どの作品でも怪獣を倒すまではいかない兵器ですが造形がかっこいいので個人的には好きな兵器の一つです。
映画『モスラ(1961年)』の感想・評価
映画としては面白かったです!!
1961年の作品なので合成の荒さなども目立ちますが倒壊する建物もクオリティもすごかったです。
また登場人物も個性的なキャラが多く、魅力的でした。
元祖「モスラの歌」、ザ・ピーナッツさんの歌声など見所がたくさんある作品です。
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