どうもてらぱげです!!
私は好んで怪獣映画を見ることがあります。
今回はモスラがゴジラと初対決となった作品
『モスラ対ゴジラ』
この作品の感想、評価をしていきたいと思います。
皆さんの視聴する時の参考にしていただければ幸いです。
Contents
映画『モスラ対ゴジラ』のあらすじ
映画『モスラ対ゴジラ』の概要
この作品の監督は本多猪四郎さん
作品は『ゴジラ(1954年)』、『空の大怪獣ラドン』、『宇宙大怪獣ドゴラ』など今は有名な怪獣達が登場する映画を作り出した方です。特撮映画の監督としてはかかせない存在です。
映画『モスラ対ゴジラ』の登場人物・キャスト
※括弧外は役名、括弧内は俳優名です。
■酒井市郎(宝田明)
毎朝新聞社会部の記者。今作の主要人物の一人。モスラの卵を使って悪だくみをするハッピー興行社に対し、自らの仕事報道で対抗しようとする。助手の純子には先輩風を拭かせている描写もありますが実力は確かな様子。だた報道の限界を感じ落ち込んでいるところを上司の丸田に檄を飛ばされる描写があったりとまだまだ未熟な部分も垣間見えました。
■中西純子(星由里子)
毎朝新聞社会部のカメラマン。酒井市郎の助手でもあり主要人物の一人。積極的に仕事に取り組もうとするも未熟な部分もあり酒井に指摘されることもしばしば。酒井と一緒に小美人と遭遇することでハッピー興行社の陰謀、モスラとゴジラの戦いに巻き込まれていくことになります。
■三浦博士(小泉博)
動物学者。今作の主要人物の一人。巨大なモスラの卵を調査するため現地に赴く。当初は記者としてしつこく聞いてくる酒井、純子には難色を示していたがハッピー興行社の陰謀、インファント島にモスラの卵をかえすため協力していくことになります。
映画『モスラ対ゴジラ』の怪獣
■モスラ
言わずと知れた人気の虫型怪獣。1作目の『モスラ』で幼虫、成虫とも登場しましたが、今回はどちらもゴジラと初対決。成虫は1作目と造形はあまり変わらないように感じました。前作では町中を羽の羽ばたきで突風を起こし破壊していましたが、今作はそれだけではなく爪、羽で叩いたり、鱗粉攻撃を繰り出しています。
幼虫は糸をはく攻撃は変わりませんが今作は双子で登場。戦力的にゴジラより不利な状況でそれを打開する連係プレーは見所です。
■ゴジラ
怪獣王ゴジラ。今作は初代のころとは造形が違います。瞼が大きくでていて目は鋭いですが初代のころよりは可愛げがある感じがします。今作も名古屋の町を蹂躙します。しかし名古屋テレビ塔に尻尾が引っかかったので無理やり引っこ抜いてしまい塔が崩壊、名古屋城の堀に足を滑らせて激怒し城を破壊など行動にお茶目な部分が多く笑ってしまいました。本人は散歩のような感覚なのでしょうが人間にとっては迷惑以外の何物でもないんですけどね。
映画『モスラ対ゴジラ』の感想・評価
『モスラ』と『ゴジラ』キャストのクロスオーバー作品
今作で出演された小泉博さんは『モスラ』で中条信一役、宝田明さんは『ゴジラ』で尾形秀人役をやられています。どちらもそれぞれの作品で主要人物をやられていた方達が今作でタッグを組むのは見ていてワクワクしました。
ただ前作と役が同じというわけではなく、時系列的にもつながっている感じもなさそうなのでパラレル世界みたいに思った方がいいのでしょうか。個人的には中条信一ならば学者だったので今作でもできたのではないかと思ってしまいます。
人間側のストーリーは『モスラ』と似ている部分あり
『モスラ』では小美人が悪巧みをする人間に連れ去られ売り物にしたためにモスラの天罰を受けるような流れでした。今作では小美人ではなくモスラの卵がそれに巻き込まれるストーリーになっていました。
以前は『モスラ』をキング・コングの話に似ているなとも話したことがあります。心優しい怪獣はどうしても人間社会の闇の部分に巻き込まれてしまがちなのかもしれません。あくどい人間の仕業ではありますが自分の島の卵を盗んだ人類を守ってくれるモスラはホントに聖人ですね。
自衛隊の攻撃『3000万ボルト放電作戦』
今作は珍しく人間側がゴジラを追い詰める描写が!!その作戦は3000万ボルト放電作戦
名前の通り3000万ボルトの放電をゴジラに当てる作戦。初代作品『ゴジラ』では5万ボルトの電流を喰らってもびくともしなかったため今回は反省し改良したのでしょうか。そのパワーは初代の600倍!!
正直どのくらいの放電なのか想像もつきませんがまず放電する装置が耐えられるのか?と思ってしまいます。ゼットンの一兆度もそうですが突っ込んだら負けな部分かもしれません。私としてはこういうネタは大好きなので問題ありません。
映画『モスラ対ゴジラ』の感想・評価
映画としては面白かったです!!
モスラとゴジラの初の対決、3000万ボルト作戦、キャストのクロスオーバーなど見所はたくさんあります。
ザ・ピーナッツさんの小美人も変わらず続投で王道の『モスラの歌』以外にも歌があり楽しむことができます。
また直接的な続編ではないですが映画『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』にこの作品のオマージュ的な要素もあるので気なる方は鑑賞してみてください。
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