映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』ネタバレの感想・評価 Kゾンビ始まりの映画

どうもてらぱげです!!

映画を趣味とする私がついつい見てしまうのがゾンビ映画。

そして今はやっているKゾンビが始まったと言える作品がこれ

映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』!!

今回はこの作品の感想を記載してきたいと思います。

            (C)2016 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & REDPETER FILM. All Rights Reserved.

映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』あらすじ

ソウルのファンドマネージャーであるソ・ソグは妻と別居、実母と娘スアンの3人で暮らしていました。完全に仕事人間のソ・ソグは娘ともギクシャク気味。そんな中スアンが母に会いたいという希望から渋々一緒に列車に乗り込みます。しかしその列車にかけこんできた女性が突然乗務員にゾンビのように襲いかかる事件が発生してしまいます。

内容としては事件が解決してと思いきやまた事件と中だるみのないスリリングな展開が続くイメージでした。

ゾンビ映画の列車を舞台とした王道なストーリーです。

映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』概要

この映画の監督はヨン・サンホさん!!

元はアニメの監督で短編、長編のアニメーションを何作品か作られています。

Kゾンビの切っ掛けを作った方で新感染の続編『新感染半島 ファイナル・ステージ』、ゾンビ映画ではないですが『地獄が読んでいる』なども有名です。

映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』の登場人物・キャスト

※括弧外は役名、括弧内は役者名です。

■ ソ・ソグ(コン・ユ)

ファンドマネージャーをやっている娘スアンの父親。典型的な仕事人間。仕事にエネルギーを置きすぎて家庭が疎かになっている人。合理的な考えを持ちますがどちらかというと冷静なので冷たくみられることも。

ただスアンのことは親として大切に思っているようです。他人を助けるよりもスアンを優先する行動をとることから人間臭い部分が強く、変に聖人君主っぽくなくて私は好きです。

演じるのはコン・ユさん。日本では『トッケビ』、『イカゲーム』の特別出演されている方で知っている人も多いのではないかと思います。

■ スアン(キム・スアン)

父親ソ・ソグの娘。この劇中の天使。緊張状態の中でも他人に気遣いができるよくできた子。父親に対しては仕事人間だということも理解しておりどこか冷めた目でみているように感じました。

■ ユン・サンファ(マ・ドンソク)

同列車にいた厳つい旦那。身重の奥さんと一緒に乗り込んでいます。ソ・ソグとは対照的で正確は直情型のようです。衝突している場面がちらほら見受けられました。ただなんだかんだ世話を焼くいい人。

劇中では厳つい故かバトル担当。前線で戦い、ゾンビをなぎ倒してくれます。

■ ソンギョン(チョン・ユミ)

ユン・サンファの奥さん。お腹の中には子供がいる様子。途中でスアンに気づきなにかと助けてくれるやさしい人。旦那の性格も理解しているのかあしらい方もうまく、夫婦仲は良好に感じました。私的にはこの夫婦が劇中での癒しでした。

映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』の感想・評価

列車を舞台にしたスリリングなゾンビ映画

この映画にでてくるゾンビは動きが素早く、音に反応するタイプ。ここまでは最近のよくあるゾンビ映画に思います。しかし舞台が物語を通じて列車というのは珍しいかなと感じました。

列車内の一本道の構造、狭さを利用した演出、アクションなどが工夫されており面白かったです。

息つく暇もない、飽きさせない構成

ひとつの事件が解決してほっとしているとすぐに新たな事件が!!という風に物語のテンポが良く、中だるみもぜす鑑賞することができました。

ほっとしている場面でもゾンビ映画の定番人間関係(疑心暗鬼、友情、恋愛など)の変化もあり飽きなかったです。

またあまりご都合主義的な展開もなく、だれが生き残るかが予想しにくいため最後まで緊張感を持って楽しむことができました。

グロさはやさしめ

私見ですが映画としてのグロさはやさしめかなと思いました。

ゾンビ映画なので人が噛まれる、エクソシストのような奇怪な動きをする、びっくり要素などはあります。

しかしスプラッター的なショッキングな直接的な描写は少ないため見やすかったです。

映画としての評価

ここ最近のゾンビ映画の中ではかなり面白かったです!!韓国のゾンビ映画の凄さを感じました。

息つく暇もないテンポのよさ、列車の中でのピリピリとして緊張感は高評価です。

ただ敢えて不満をいうのならこの作品のタイトルです。

新感染って・・・なんかタイトルださくないですか?

こんなに面白いのになんかこれで損しているように思えてきてしまいます。

このタイトルは日本語版とのこと。もう少しかっこいいタイトルあったんじゃないかと思うこの頃です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました