どうもてらぱげです!!
以前私はスーパー歌舞伎『ワンピース』を見に行きました。
そこでスーパー歌舞伎に興味を持ち、他にもいろいろ見てみようと思いました。
今回は新作歌舞伎『NARUTO』です!!
Contents
新作歌舞伎『NARUTO』のあらすじ
前回のワンピースのようなシナリオの一部をやるわけではなく、今回は最初から最後までやります。
漫画を読んでいる人に分かるように説明すると大体
中忍試験編→木の葉崩し編→綱手捜索篇→イタチ追跡篇→運命の兄弟対決(サスケとイタチ)篇→うずまきナルトの過去篇→うちはマダラとの対決篇
この形で進んでいき、間にオリジナルの話を挟んだ感じだと思います。
まあでも全72巻もある漫画の内容をできるわけがないので、ある程度のカット、原作と違う部分があります。
原作を気にする方からすると違和感を覚えることもあるかもしれません。
私の場合は多少強引な部分はあったものの問題なく鑑賞できるものだったと思います。
原作が分からない人にも序盤で大まかな説明が入るので安心していいと思いました。
ここがすごい!!新作歌舞伎『NARUTO』のポイント
ここからは私が一通り見た中で特にオススメ、気になった部分を説明していきたいと思います。
ナルトとサスケの本水の立ち廻り
以前のワンピースと同じくやっぱりありました本水の立ち廻り!!
本水とは歌舞伎で川、池、滝などの表現をする時に本物の水を使うことをいいます。
原作ファンは何となくわかると思いますが、歌舞伎の場面では最終章。
坂東巳之助さん(うずまきナルト役)と中村隼人さん(うちはサスケ役)のガチンコバトルのシーンです。
舞台一杯上から滝のように流れてくる水をバックに2人で歌舞伎による殺陣がとてもダイナミックでした。
ワンピースの時よりも本水だけではなく、必殺技がぶつかる時に光を使った演出があるなどさらに進化しているように見えました。
市川猿弥さん(自来也役)の見得
自来也とは原作でうずまきナルトの師匠となる重要な人物です。
原作自体が非常に歌舞伎と合わせやすい作品ですが、特に自来也は服装、言い回し方が非常に歌舞伎役者っぽいので誰がやるのか気になっていました。
私が鑑賞した時は以前ワンピースでジンベエ役などを演じていた市川猿弥さんだったのですが登場時の見得のセリフがホントにしびれました!!
「蝦蟇の仙人とは仮の姿! 何を隠そうこのワシこそが! 北に南に東西! 斉天敵わぬ三忍の白髪童子蝦蟇使い! 泣く子も黙る色男! “自来也様”たぁ~ワシのことよ!!」
引用:NARUTO アニメ 83話より
上記の似たようなセリフを市川猿弥さんが見得を切るのですが、私はこのセリフを聴いている時、身震いしてしました。身震いするほどかっこいいって本当にあるんだなぁ・・・。
会場の観客もそのパワーを感じとったのか市川猿弥さんが上記のセリフをしゃべった時、どよめいていたのでその凄さがわかります。
というか私的にはこのセリフ聞くためだけでも十分価値はあると思います。
中村梅丸さん(春野サクラ役)が可愛い
見ていた友達とも話をしていたのですが、中村梅丸さん(春野サクラ役)の演技がとても可愛らしかったです。
声質、動き方がとても女性っぽく見えるからすごい魅力的に演じられているなと思いました。
素人目ですが女方の凄さを垣間見た瞬間でした。
市川猿之助さん(うちはマダラ役)の存在感
この作品でも敵となるうちはマダラ役は期間の違いで市川猿之助さん、片岡愛之助さんが交代してやっていたようです。
どちらが来てもすごい有名な役者ですよねw
私の時は市川猿之助さんが演じていました。
やはり出てこられた時は重さのあるセリフ、圧倒的感がすごかったです。
新作歌舞伎『NARUTO』の感想
スーパー歌舞伎『ワンピ―ス』を見てから歌舞伎の面白さが分かりはじめてみた新作歌舞伎『NARUTO』。
今回も前回に負けず劣らず面白かったです。
私の見解としてですが、演出の派手さ、豪華さは『ワンピース』、それよりも言い回し、動きなどより歌舞伎らしさがあるのは『NARUTO』と言ったイメージを持ちました。
どちらの作品も面白いので皆さんも機会があれば行ってみてはどうでしょうか?
コメント